食道楽は楽しいな

全国を旅して、そこの見所や美味しい食べ物を紹介します。散歩をして、見聞を広め

墨田区から北区へと

 

東向島の老舗酒店「岩田屋商店」の店内に設けられた角打ち「イワタヤスタンド」の紹介です。酒屋さんだけに、ビール、焼酎ハイボール、日本酒など何でも揃えてあり、おつまみは、奥さん手作りの味が13品と豊富です。モツ煮、唐揚げと並んで人気のあるのが「イワタ焼き」というお好み焼きのような一品です。

墨田区東向島4の43の6 定休日・月曜 営業時間・火~土曜:午前11時~午後8時

日曜・祝日:正午~午後6時

墨田区は古い町並みを残す京島地区に、個性的なうどん店がオープンしました。

店名も個性的で「センレン」といい、麺・スープ・具材を客が選び、麺は太さで「太・細」から、瀬戸内産の3種の煮干しを使った出汁はなかなか、うどんの小麦粉は香川産「さぬきの夢」と間違いないものです。「べジうどん」は、黒ゴマ、黒コショウ、煮干し粉、五香粉などを一緒に練り込んだ変わり物ですが人気は大ですよ。

墨田区京島3の18の19 定休日・月曜火曜日と臨時 営業時間・正午~午後3時

 

北区へと移動し赤羽に、フランス料理店のシェフが開業した「odorat」という横文字の店名で、昼はスパイスカレー夜はフランス料理のコースを提供しています。風味を際立てた本格スパイスカレーに合わせた米は、国産のコシヒカリです。夜のコース料理の素材も魚、肉とも国産中心で「季節コース」と「スペシャルコース」があります。

北区赤羽西4の23の5赤羽西ガーデンハウス102 定休日・日曜・月曜・火曜昼

営業時間・午前11時30分~午後2時30分  午後6時~10時

新宿を回ります

新宿区の荒木町、割烹や小料理屋が軒を連ねる一角にあるのが「酒肴タキギヤ」です。定番の「わけぎのぬた」と店主推薦の山廃純米酒菊姫」のぬる燗を注文しましょう。ぬたと言っても、こちらは白みそに卵黄を加えて練り上げた「玉みそ」がベースです。

新宿区荒木町7の11 定休日:土、日曜・祝日 営業時間:午後5時~11時

 

こちらは、そば好きの理想がぎゅっと詰まった一軒、西麻布から目白に引っ越した「蕎麦おさめ」です。古民家を活用した風格ある店に入ると、目の前に出て来た「玄挽き」に息を呑む、殻ごとひいたソバからナッツのような香り、お昼は蕎麦ガキも入った「そば三昧コース」のみ、夜はコースと単品の提供、酒肴は「車海老の味噌漬け焼き」がお薦めです。新宿区下落合3の21の5 定休日:月、火曜日 午前11時半~午後2時半午後5時半~9時

 

中央アジアウズベキスタンの「青の都」との別名を持つサマルカンド、この都市の料理が食べられる店が「サマルカンド・テラス」です。店主のアクマルさんは、留学生として来日した人、お薦めは「プロフ」という炊き込みご飯の一種、たっぷりのアマ二油でタマネギ、牛肉やラム肉を炒め、棒状に切った人参を加えて、レーズンやひよこ豆を加えたもの。使われている香辛料はクミンと少しのコショウのみです。

新宿高田馬場3の5の5ACN高田馬場ビル3階 定休日:火曜日 月・水・木・土・日曜は午前11時~午後4時 午後5時~9時  金曜:午後2時~9時

 

 

 

目黒区をぶらり旅

夜はフレンチ寄りの和洋中ビストロとして、昼はステーキ、カレー、鮭の塩焼きなど何でもある食堂として地元でも人気のあるのが「東京キュートピープル」です。その伝説のメニューは、ランチで提供される「イタリアンライス」です。ニンニクを利かせた自家製トマトソースに生クリームを加え、魚介や鶏肉を軽く煮込み、チーズでとろみを加えてターメリックライスにかけたものです。

目黒区東山3の14の1  定休日:日曜・祝日  午前11時半~午後3時

 

 学芸大学エリアに住む女性が、とっておきの店として推奨するのが季節料理とワインの「木と」です。一人客のほとんどが最初に頼むのが「前菜の盛り合わせ」(選べる3種盛)「木と」という不思議な店名は、「木とワイン」「木と料理」「木と語らい」など、みなにとって心地よい空間であって欲しい店主の願いからです。その名の通り、店内は木がふんだんに使われ温かい雰囲気がいっぱいです。

目黒区鷹番3の4の13笹崎ボクシングビル1F 定休日:日曜、第1・第3月曜 午後4時~10時

 

こちらは東大駒場キャンパスの最寄り駅、井の頭線駒場東大前駅からすぐの「菱田屋」という定食屋です。姉妹店の「菱田屋酒場」もすぐ近くです。本店の名物料理ともつ煮やマグロブツなどの居酒屋定番料理も楽しめます。自慢の刺身コーナーからは、「胡麻カンパチ」、ゴマの風味たっぷりの甘いたれが絡み、カンパチの脂とマッチして旨い!

目黒区駒場1の11の12クレリオール佐野101 定休日:日曜・祝日 月曜~金曜は午前11時半~午後2時(酒は無し) 午後5時半~10時  土曜・午後5時~10時

墨田区から江東へ

 

本所吾妻橋辺りから向島方面へぶらり、見つけた店はビアバー「THE ALL DAY」というアパレルショップの倉庫を改装したご覧のような店です。ここでは自家製ソーセージの売り物が欠かせない。肉は岩手県産の久慈ファームが直送する自社ブランドの「佐助豚」といい、肉質は弾力性があり、脂には甘みがあります。

墨田区東向島2の24の14 定休日無く臨時休業有り、平日午後5時~ 土日曜祝祭日は正午~  ☎03-6657ー4576

 

ここの看板メニューは「牛ランプステーキ」で、150グラムの赤肉でありながら日本酒の燗酒を提供していることです。焼きたての肉と熱々の酒を口に含むと、肉汁と酒の旨味が相乗効果を生み出すようです。店主の佐藤さんいわく「日本酒を温めると、冷酒や常温ではとらえれなかった香りや甘みが出て来ます。これらの特徴が肉の美味しさを広げてくれる」と話しています。店名も 「HOT  SAKE  Lab」という気合の入れ方です。

墨田区吾妻橋2の9の8町田第2ファミール103  定休日:日曜、祝日の月曜

営業時間は午後5時~   ☎03-5637ー7089

 

江東区清澄白河の住宅街の一角、ご覧のような素敵な店が見えて来ます。店主はイタリア料理店で修業した本格派シェフ、厳選したナチュラルワインと提供する料理がマッチして、夜な夜な愛好家が集う店です。ジビエ料理も多く、ワインの美味しさが引き立つのも無理ありません。店名は「SIORI」と変わっていますが、店主の趣味の読書から本にしおりを挟むように、日々の生活というせわしない物語に、SIORIで味わう一杯のワインと料理で安らぎをとの思いからだそうです。

江東区白河2の4の12Beeslow-Hive101    定休日:火曜、営業時間は午後6時~

☎03-6240ー3278

あちら、こちらと目玉探し

 

 「ギョーザの街」宇都宮をさまよっていたら、こんな洒落た店を見つけました。

レストランらしき店で、「HACHINOJO」と大きく書かれた入口をくぐり、中へ入ると大谷石を贅沢に使った店内に案内されました。コース料理が目を引きます、要予約制が「美水の国の豊かさを楽しむコース」で、ほかにも伏流水を含め10品、サラダに柑橘類の果汁と水を寒天で固めた「水のドレッシング」を使ったものなど、那須高原和牛ステーキやうなぎの炭火焼きなど言うこと無しの味付けでした。

宇都宮市簗瀬町1785の17 定休日:月曜  ☎028-638ー9235

 

今度は鎌倉材木座へ、提灯の灯る店先を見つけて近づくと「良酒屋・よいさけや」という店でした。カウンターの中央に、おでん鍋がありメニューは「おでんだし汁のポテトサラダ味玉のせ」とあります。看板メニューは、「鶏のからあげ」5個で800円の大ぶりサイズで、カリッカリッの衣とふっくらジューシーなモモ肉が旨いと思わず声がでます。ご飯のおかずにしても良し、おでん共々酒が楽しめる店でした。

鎌倉市材木座3の3の39 定休日:火、水曜 午後6時~10時 ☎0467-38ー4973

 

熱海へと来ました。ここは、地元でカツオ節を製造販売する「丸藤」が平日の昼間のみ営業する店だそうです。その名も「BUSHI MESHI」といい、カツオ節などを使った飯を提供しています。カツオ節丼にみそ汁、漬物がついた「ごはんセット」やむすびにカツオ節、サバ節、うるめいわし節などをたっぷりまぶした「おむすびセット」なども、他には干物や網代港で取れた魚の刺身などのサイドメニューも揃っています。

熱海市網代458の3定休日:土、日曜 午前10時~午後2時30分 ☎0557-68ー4147

銀座から日本橋へ

東京の銀座にある泰明小学校近くにオープンした「レア天丼 銀座 三よし」では、新しいジャンルが登場してます。その一つが「海鮮レア天丼」、中央にバチマグロの赤身を軽く漬けにして、衣液にくぐらせ190度の油でサッと揚げます。断面はフレッシュな刺身のように半生で、食べ方はまずマグロをわさび醤油で、次にモンゴウイカの天ぷらを塩で、タレのかかった紅芯大根やトマト、細切りの人参をご飯と一緒にどうぞ。

中央区銀座6の3の15昭和イーティングビル1階 午前11時~午後2時30分 午後5時30分~8時30分 不定休 ☎03-6826ー9475

 

ここは美味しいワインが飲める場所、「パ・ロワン」というワインバーです。目と鼻の先には姉妹店の「ビストロシンバ」という店もあります。料理は、ハムやパテなどの肉の加工品やキッシュといった定番料理が揃いワイン1杯でも立ち寄れます。人気は「田舎風お肉のパテ」、豚肉の様々な部位と鶏の白レバーという組み合わせで、付け合わせは野菜のピクルス、ゴボウ、レンコン、人参、カブと胡瓜になります。

中央区銀座4の14の2XCD銀座ビル2階  定休日:日、月曜日  火曜日~金曜日は午後6時~午前1時  土曜日は午後6時~午前0時  ☎080-5828ー4141

 

日本橋へやって来ました、ここではタイ料理をどうぞ、タイ国商務省お墨付きのレストランです。勿論、在日歴の長いタイ人の経営ですので、日本語が達者な接客女性が控えていますよ。店名は「スパーブ タイカフェ」です。看板料理の「トムヤムクンチャーハン」は、日本人にもなじみ深く、スープの酸味とほのかな辛さ、スパイスの奥深さが食をそそります。デザートには、現地生産のオリジナルブレンドのタイ茶を使ったアイスミルクティーを、コクがあり染みわたる甘さに満足されます。

中央区日本橋浜町3の17の2  定休日:月曜日  営業時間は正午~午後9時 

貴方の選ぶ旅はどれかな?

長野新幹線で軽井沢まで行きましょう。宿泊はここ、万平ホテルです。

 1日目の日程は、あのビートルズジョン・レノンが滞在した万平ホテルです。1977年から3年間、彼は軽井沢で夏を過ごしました。さて、ここを起点にして横川・碓氷峠鉄道文化むらを見学します。

 横川・碓氷峠鉄道文化むら

ここは、群馬県安中市松井田町横川にある体験型鉄道テーマパークで、東日本旅客鉄道JR東日本)の信越本線横川 - 軽井沢間の廃止とともに役目を終え、横川駅に隣接した横川運転区跡地に建設されました。1999年4月18日に開園。施設は安中市保有し、指定管理者として一般財団法人碓氷峠交流記念財団が運営してます。碓氷峠の歴史や資料、碓氷峠で活躍した鉄道車両国鉄時代の貴重な車両などを展示・公開し、また、信越本線廃線跡を利用してEF63形電気機関車の体験運転が行われたり、トロッコ列車が運行されています。

2日目は、ジョン・レノンゆかりの地を訪ねます。まず、白糸ハイランドウェイを進み、

 ここは、長野県北佐久郡軽井沢町に所在し、歩行・自転車・125㏄以下のバイクは通行できません。途中に観光名所の白糸の滝があり、道路名もそれにちなんだものです。また、旧軽井沢国道146号を直接結ぶルートでもあります。さらに進むと、

 鬼押し出し

群馬県嬬恋村にあるこの公園に到着します。一帯は1783年天明3年)におきた浅間山噴火の際に流れ出た溶岩で、膨大な量の溶岩が風化した結果形成された奇勝を巡回できます。その経営母体は株式会社プリンスホテルだそうです。園内には東京上野寛永寺の別院である浅間山観音堂も設置されていて、浅間山噴火の犠牲者を弔う目的で1958年に勧請されたということです。この辺り一帯を散策してホテルへと帰ります。

 離山房

途中にあるのがここです。鬱蒼と森が生い茂り、その景観を生かして多くのレストランやカフェが軒を連ねる塩沢通り、「軽井沢のグルメ通り」とも呼ばれる通り沿いにたたずむ一つの小屋が、かつてジョン・レノンも通っていたという隠れ家カフェ「離山房」です。忙しい毎日から離れて一人の時間を過ごすにはこれ以上ないスポットで、木の温もりを感じるカフェスペースに加え離れに東屋があるのが特徴で、ここで特別な時間を過ごせると、わざわざ遠くから訪れる人もいるほどの場所。「軽井沢らしい」空気を感じられるカフェですね。帰路は、長野新幹線を利用して大宮までとなります。