食道楽は楽しいな

全国を旅して、そこの見所や美味しい食べ物を紹介します。散歩をして、見聞を広め

中央区・港区・品川区の食べ歩き

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中央区は新川1の9の8にある「牛幸本店」という牛鍋屋、すき焼きやしゃぶしゃぶもあるけれど、一番人気は「しゃぶQ」というオリジナル鍋です。鍋の中央に肉を焼く鉄板が付いていて、脂がキムチ鍋にしたたり落ちる仕組み、コンソメスープに自家製キムチ、シイタケ、しらたきなどが入ったもので洋風なのか韓国風なのか? ☎03-3551-8980 

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港区へ来てからは、ニンニク料理にこだわった店「あだち亭」へ行きましょう。ここでのお目当ては、特製コロッケです。ジャガイモはメークイン、混ぜる具は細かくした青森産のニンニクとタマネギだけ、味付けはシンプルな塩と胡椒です。ひき肉は使わず俵形にこねて、ベーコンを巻いて揚げるもの。☎03-5401-2070 港区新橋3の11の5新橋協同ビル2階

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港区のもう一軒は「焼ジビエ 罠 炭打」です。筋肉質で脂肪が少ないジビエを炭火焼でシンプルに味わえるもの、全国各地のハンターから直接届く新鮮なエゾシカ、イノシシの野生肉に加え、契約農場で飼育されているイノブタやダチョウなどもあります。6時間以上かけて煮込んだタンはとろける軟らかさ、臭みもなく肉そのものの美味しさ。

☎03-3434-8899  港区新橋4の29の6

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ここからは品川区、武蔵小山駅から歩いて数分の「牛太郎」です。昭和30年創業の歴史ある店です。食べるのは「とんちゃん」をつまみに、ホッピー割でも如何ですか?このとんちゃんは、豚の胃袋とカシラの脂身の蒸し焼きにニンニク、ショウガ、ニラを刻んだゴマ入りの味噌だれをかけたものです。☎03-3781-2532 品川区小山4の3の13

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品川区のもう一軒は、五反田駅前の静かな路地裏にある居酒屋「和彩食 勇山亭」です。創作料理と銘酒が揃い、その筋の人たちには隠れ家的な名店です。お薦めは「穴子と大根の炊き合わせ」、炊き上げた大根にあんを掛け、煮穴子を載せたもの、大根は一番だし、白しょうゆ、みりん、吉野葛で仕立てた薄口のもの、煮穴子は甘めのたれながら味はしっかりしみ込んでいます。☎03-6721-9861 品川区東五反田1の16の3

まだまだ日本橋だよ

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 東京は水天宮にあるビストロ「ラピヨッシュ」の自然派野菜のサラダを一度食べて見て、大きな皿に盛られた野菜はどれも力強い土の味がします。赤ワインビネガーとオリーブオイル、塩のみの味付けでシンプルな調理です。店の名前のピヨッシュは、フランス語でつるはし、硬い大地を耕した野菜なのです。☎03-3669ー7988

場所は、中央区日本橋蛎殻町1の18の1  ラピヨッシュ

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体に良い食べ物の代名詞ともなったヨーグルト、八重洲にあるブルガリア料理店「ソフィア」で美味しく食べられるのがヨーグルトスープです。その名もタラトルといい、細かく切ったキュウリ、ハーブのディル、ニンニク、クルミを水で薄めたヨーグルトに加えて塩とオリーブオイルで調味した爽やかな味のスープです。☎03-5200-0141

中央区八重洲2の5の12  ブルガリアンダイニング ソフィア

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 こちらも水天宮前駅近くにある居酒屋「日本橋 和一」、名物は「たこ皿」という料理、ちぎったレタス、ごく薄切りのタコ、白髪ネギ、輪切りのピーマンに醤油をかけ、熱したオリーブ油をかけて仕上げに摺りゴマをたっぷりとかけたもの、<とにかく箸が止まらないくらい旨い>との評判です。☎03-5641ー7360 中央区日本橋蛎殻町1の8の4  日本橋 和一(かずいち)

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カレーの好きな人には、とにかく納得できるものばかり、中でもカレー南蛮は鶏肉入りと豚肉入りの2種類と辛さは4段階から選べるものです。カレー汁は、そばのかけつゆに自家製のカレーのルー、七味唐辛子を合わせ何種類も使い分けて辛さを調節、つゆの味は調味料「かえし」に味醂を加えてコクを出した御膳返しの隠し味です。☎03-3271-0829  中央区日本橋2の1の19  日本ばし やぶ久

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真っ黒いので、何かと驚く人も多いでしょうが、これはイカのスミで作ったものだからです。中央区のワインバー「富士屋本店 日本橋浜町」の一番人気がイカクリームコロッケがこれなんです。ナイフを入れると、表面はサクッ、中はトロリと滑らかな味はベシャメルソースイカの身とともにスミを加え、俵状にまとめたものです。イカ墨の風味がこのクリームコロッケのすべてです。☎03-6231-1203 中央区日本橋浜町2の24の2  富士屋本店 日本橋浜町

 

 

 

日本橋で、もう少し回る

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中央区日本橋人形町2の6の11  そば助  人形町

文字通り、そばの美味い店です。自慢のつゆをストレートに味わえるのが「塩だしそば」、シンプル故にごまかしが利かないつゆは、醤油を使わないので、色はうっすらとした琥珀色ながらコクと甘みが詰まった深い味わいで「究極の塩だし」と言えます。麺は、北海道知床産のそば粉を石臼で挽いた十割そば、揚げ物から焼き物のメニューも充実してますよ。 ☎ 03-6661-7797

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中央区日本橋久松町2の10   酒喰洲(しゅくず)

店のこだわりは鮮魚料理、刺身から焼き物、天ぷら、鮨まで楽しめるお魚三昧の店です。お薦めは、「海鮮玉子とじ」だそうで、かつお節、酒、みりん、薄口醤油で味を調えた出汁の中に日替わりの食材を入れて煮立て、最後に溶き卵でとじた逸品です。魚介の旨味のしみ出た汁も酒のお伴に最適です。☎ 03-3249-7386

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中央区日本橋茅場町1の10の8グリンヒルビルB1F   福の花 茅場町

イカは、刺身は勿論、煮ても焼いても美味い万能の食材ですが、そのイカを当てに酒を楽しめるのがこの店です。人気の一品は「イカカツ」と「イカゴロ焼き」です。「イカカツ」は、スルメイカのミンチに練り製品に使われる白身の魚シログチを混ぜ、サックリと揚げたもの、外はサクサク、中はコリコリという多彩な食感でビールには最適でしょう。日本酒と相性がいいのが、「イカゴロ焼き」で濃厚な風味が堪能できる漁師料理と言えそうです。☎ 03-3669-5541

 

日本橋から銀座へ

 

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人形町のワインバー「パーラー305」は、自然派ワインと小皿料理が気楽に楽しめる店です。肉の煮込みには、セロリなどの香味野菜が入ることが多いものの、こちらはハチノス、と言っても本物の蜂の巣ではなく、牛の第2胃袋なんです。牛と豚の粗びき肉とペンネのみ、ハチノスを2~3回茹でこぼし臭みを取って粗びき肉とレモン果汁と一緒に煮込み、ペンネを皿に載せ肉類を汁ごとかけて、粉チーズを振りオーブンで10分くらい焼くと、肉本来の香りと歯ごたえがダイレクトに伝わります。

中央区日本橋富沢町2の1  ☎03-6206-2879 

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銀座にやって来ました。こちらは東銀座の「新湊はま作」です。本店は富山県射水市で、直送の魚介類を使った料理や地酒が楽しめます。冬はブリ、春はホタルイカ、初夏からは白エビです。人気は「白えびそうめん・刺身付き」で、お昼からお客の姿はいっぱい、麺つゆに浮かぶ白エビは殻付きで、噛むほどに旨味が増し別添えの刺身はねっとりと舌に絡むほどの甘さ、越中富山五箇山手延べそうめんの歯応えと濃厚なつゆとのバラスも最高です。夜は、そうめん単品で9月までの季節限定メニューとのことです。

中央区銀座3の13の6 新湊はま作  ☎ 03-3541-2209

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こちらは、有楽町にある秋田の郷土料理が味わえる「ハタハタ屋敷」という店、看板料理のハタハタを筆頭にスルメイカを秋田の伝統料理として発酵調味料のしょっつるの出しで炊いた小鍋です。具はイカのほかシイタケ、アオサノリ、セリ、ネギと酒のつまみには丁度よいもの、素材を引き立てているのは、しょっつる、海塩、みりん、昆布だしで作られています。炭火の卓上コンロで出されると写真のように、賑やかな御馳走でいっぱいになります。お酒は、さて秋田の地酒が一番でしょう。

中央区銀座西2の2銀座インズ2B1F  ハタハタ屋敷 ☎ 03-3535-5253

 

今日は、浅草方面を見て見よう

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 東京はJR浅草橋駅の西口からすぐの「たのや」で、飲んで見てください。

おばんざいが絶品ぞろいで知られている店です。中でもサトイモは創業時からの名物料理で、自慢の一品です。軟らかくするため、米のとぎ汁で煮てから、昆布とかつお節の出しで改めて煮たものです。口に含むと、とろけながらふわーと広がる旨味に完成度の高さが覗えます。お酒との相性も抜群ですよ。台東区浅草橋1の13の8

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浅草寺でお参りを済ませたら、「煮込み通り」にある「居酒屋 浩司」で一杯如何ですか? 地元の老舗豆腐店の油揚げを使った「揚げなっとう」をどうぞ、油揚げを袋状にして、中にシソの葉を敷き、納豆、刻んだネギ、たくあん、白ごまをよく混ぜた種を詰めて、180度の油でおよそ3分、さっくりと揚げ、大根おろしとともにいただく。サクサクの食感がビールを誘いますよ。台東区浅草2の3の19

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 東京・浅草の佐渡料理店「佐渡の酒と肴 だっちゃ」、ここは様々なトビウオが食べられます。トビウオは小骨が多く、脂肪分も少ないため、主にだしとして使われますが、たたきや塩焼きなど料理の素材としても大変魅力的です。佐渡ではポピュラーなすり身汁からヒントを得た「トビウオのつみれ揚げ」がお薦めです。ここでお薦めするのが、トビウオのひれを地酒でお燗した「トビウオひれ酒」です。台東区西浅草2の27の1 フグのひれ酒にも負けない風味豊かな日本酒の新たな楽しみが増えますよ。

 

近くで楽しめる外国の街へ

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横浜中華街といえば誰しも知っている街、関内の外国人居留区南部に華僑が住み始めたのは、開港直後からで、20世紀に入るまでに関帝廟や中華会館が設けられた。「唐人街」「南京町」とも言われていたが1955年に中華街大通りの入り口に善隣門が建設され、「中華街」の3文字が明記されてから、これが正式名になりました。

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横浜外国人墓地は、横浜の発展に貢献した多数の外国人が眠る墓地です。ここに眠る偉人たちの業績を紹介する資料館も併設されています。

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山下公園は、1930年に開園したそうですが、この地の埋め立てには関東大震災のがれきが利用されました。ここにあるのが、「赤い靴はいてた女の子像」と童謡の「かもめの水兵さんの歌碑」です。「赤い靴はいてた女の子像」は、野口雨情が作詞した童謡をイメージして、1979年に関内東北部の山下公園に作られました。

ほかに「神奈川県庁本庁舎」「横浜税関」「横浜市開港記念会館」は、横浜三塔と呼ばれ、横浜港のシンボルとして親しまれています。