食道楽は楽しいな

全国を旅して、そこの見所や美味しい食べ物を紹介します。散歩をして、見聞を広め

浅草方面を歩いて見ます

ラム肉は、欧米では最高級とされている肉類のひとつですが、その肉を提供する店が上野にあります。この店の名物は、「骨付きラムチョップ」で、手づかみでかぶりつく気楽な食べ方ができる店です。醤油ベースの秘伝だれに漬け込んだラムチョップを炭火で1本ずつ焼き上げます。適度に脂が落ちて、軟らかく噛み切れるくせのないものです。

台東区上野2丁目9の5   下町バル ながおか屋   ☎03ー5818ー6688

 

こちらは、カレー好きが集う話題のスパイス料理専門店です。「ドライ鯖キーマ」は、そんな思いが伝わる一品です。カレーはターメリック、クミン、カルダモンなどのスパイスのほか、フェンネル花椒でより複雑なフレーバーを演出しています。具のサバは、国産の水煮をほぐしたもので、隠し味に味噌、自家製のつゆの素を加えています。

台東区浅草5の23の7   スパイススペース ウガヤ本店   ☎03ー4400ー1682

 

浅草寺を抜けて言問通りを渡った先の一角にあるオープン間もない店です。店主は食通には名だたる有名店でフランス料理を修行した人物です。フランスの家庭料理「ウフマヨ」は、ゆで卵にマヨネーズをかけただけだがワインのつまみには最高の味だ。アンチョビマスタード、油、卵で作ったマヨネーズはたっぷりかけても流れ落ちません。

台東区浅草3の23の3   ペタンク   ☎03ー6886ー9488

 

浅草は雷門のそばにありながら、魚介の旨味を提供する店です。ここの名物は、「ブイヤベース」、魚介、サフラン、香味野菜を煮込んだフランス・プロバンス地方の漁師料理です。新鮮な魚介は骨もアラもすべて食べられます。スープにはタイやスズキなどの季節の魚を丸ごと使い、オマールエビワタリガニなどの甲殻類とともに長時間煮込みます。具はエビ、イカ、メダイ、二枚貝のホンビノスが美味しさを引き立てます。

台東区雷門2の9の2   レーテ   ☎03ー5246ー4658

 

より新鮮な魚介料理を食べようと、江戸川区まで足を伸ばしました。ここの特別料理は、漁師のプリンと呼ばれる「銚子名物 伊達巻」です。特徴的なのが、その素材です。砂糖などの調味料を煮てアメ状にした蜜だれとだしを卵に加えるだけですが、しっとりとしたプリンのようにするためにじっくり焼きます。滑らかな食感とともに上品な甘味が口に広がり、酒の味わいも一段と進むでしょう。

江戸川区平井3の24の19   きんめ家   ☎03ー5626ー3210