食道楽は楽しいな

全国を旅して、そこの見所や美味しい食べ物を紹介します。散歩をして、見聞を広め

あっちにこっちにと、いい処を回ろう

 

最初はここ杉並から、無農薬野菜がもりもり食べれる空腹と一杯飲みが楽しめる店です。店の名は「カフェイロ」といい、フィンランド語で幸せの意味だそうです。日替わりスープと総菜の盛り合わせ(ごはんかパン付き)イロプレートがいいでしょう。農家直送の無農薬野菜がもりもりです。スープは青菜と人参のポタージュです。

杉並区西荻北4の4の1キタヨシ102  カフェイロ  ☎03-6795ー5301

 

蕎麦好きには、学芸大学駅近くの「蕎麦やっ古」がいいでしょう。自家製粉、手打ち、十割そばが味わえます。勿論、酒飲みが喜ぶ日本酒も揃っていますよ。本日の盛り合わせは、豆腐田楽、筍のきんぴら、ピリ辛コンニャク、イクラ湯葉、自家製わさび漬けなどいろいろと豊富です。蕎麦は、もりつゆとごま汁の2種類が楽しめます。細めの新そばは、灰緑色に輝き、しなやかでつるりとした感触に香りも豊かです。

目黒区鷹番3の4の13笹崎ボクシングビル1階 蕎麦やっ古 ☎03-4291ー1012

 

こちらは豊島区の派手なビル5階にある居酒屋です。お薦めは、「美桜鶏(みおうどり)唐揚げ アールグレイ紅茶塩」といい、衣の食感、肉の旨味、紅茶塩の香りに一気にとりこにされます。すり潰した紅茶の葉に混ぜた塩が、日本酒やワインなどのお酒によく合います。勿論、唐揚げに降りかけて食べると相乗効果で最高の味になります。

豊島区南大塚3の45の7ザ・シティ大塚5階 居酒屋Hana   ☎090-4211ー5850

 

豊島区から足立区へと移動、北千住駅西口からすぐの飲み屋横丁へ行きます。ここの名物は「蒸しつくね」、大きなせいろで注文が入る度に蒸し上げて鶏のひき肉をベースに季節の食材が練り込まれています。生ビールと相性は抜群でしょう。他にも、「うなぎとクリームチーズ」「ミミガーとゴーヤ味噌」「タコとブラックオリーブ」「ラムとセロリ、レモングラス」「枝豆と五目ひじき」など多彩なおつまみが酒欲をそそります。

足立区千住1の32の6杉山ビル1階  酒呑倶楽部アタル ☎03-5284ー8667

 

元の杉並方面へと戻り、下北沢の居酒屋でゆっくりしましょう。ここでのお薦めは、変わった鶏料理の「薬酎鶏」という一品です。クミンやカルダモンといった6種のスパイスと焼酎、かつおだしや醤油などの調味料を合わせたマリネ液に鶏肉を1日以上漬けて、オーブンで焼いたものです。肉は国産の鶏を漬け込む前にさばいているため、皮はパリッと身はジューシーです。皿には、もも、胸、手羽などがどっさりと盛られていて、合わせる酒は、九州の本格焼酎ソーダ割りがいいとのことです。

世田谷区北沢2の11の15ミカン下北A街区205 下北六角 ☎03-6450ー9177