食道楽は楽しいな

全国を旅して、そこの見所や美味しい食べ物を紹介します。散歩をして、見聞を広め

新宿から出かけましょう

 

 新宿区新宿の御苑近くの中国料理店「古月」といいます。ここでのお薦めは、冬瓜を器にしたスープです。中国では「冬瓜盅:とうがんちゅう」と呼ばれ、そのルーツは清の時代にスイカをくり抜いてスープを盛った宮廷料理です。スイカが冬瓜に変わり、今の姿になりました。塩水で下蒸しした小冬瓜に清湯を注ぎ、エビや鶏肉、干し貝柱、ハスの実、中国ハムと季節のキノコが入ります。

新宿区新宿1の5の5御苑フラトー2階   ☎03-3341ー5204

 

今度は新宿のど真ん中、新東宝ビルの1階にあるしゃぶしゃぶ店へ、「ひとりしゃぶしゃぶ七代目松五郎」といいます。カウンターにある一人用の鍋で、肉は牛、豚、鶏からで、量や種類、部位も選べます。お薦めは、締めまで付いた本格的な「熟成黒毛和牛堪能セット」でしょう。濃厚な胡麻だれとフレッシュなポン酢で、さしの美しい3種類の熟成肉が食べ比べできます。

新宿区歌舞伎町1の19の1新宿東宝ビル1階    ☎03-6380ー2909

 

東京メトロ丸ノ内線四谷三丁目駅へと移動して、駅近くの和食店「たく庵」へ、若夫婦で営業する店の提供品はどれも独創性のあるものです。「大根と金柑のゴマ和え」「ポテトサラダ」を食べて見てください。オリエンタルな味が酒の誘惑を、サラダは煮卵とゆで卵の合わせでイモの風味が一段と上がっています。

新宿区四谷3の13の1大高ビル地下1階    ☎03-3357ー0543

 

大田区の蒲田へ、ここでは鶏の唐揚げを食べて見ましょう。店名も「鳥からあげ うえ山」といいます。食べやすいように筋は丁寧に取り除いています。お薦めは、「鶏素揚げ ムネ、モモセット」です。塩をまぶして鶏肉を素揚げしただけ、モモはジューシー噛むほどに肉汁があふれ旨味が広がります。皮はパリッ、身はふっくら、絶妙な揚げ加減が素晴らしい店です。

大田区西蒲田7の61の13アトリエビル「HUNCH」1階  ☎090-3572ー8700

 

大衆酒場で一杯やりませんか? メニューの豊富さ、安さ、豊富な酒の品揃えとのん兵衛を満足させるに十分な店です。その名は、「大衆酒場こいさご大井町本店」といいます。定番の煮込みは、まる一日かけてじっくり煮込んだ大根、卵が醤油ベースのスープが芯まで染み込み、酎ハイもどんどん進みます。ほかにも、刺し身、揚げ物なども揃って文句なしの店です。

品川区東大井6の1の7   ☎090-6942ー8182

 

旨いもの探して、あちらこちらへ

 ここは、当初はコロナ禍で閉店したものの新しく出直したそうです。イタリア料理の名店「カプリチョーザ」といいます。下北沢店が閉鎖になり、渋谷本店へと向かいます。トマトとニンニクのスパゲティで、南イタリア産の果肉の厚くてうまみ成分の多い長トマトを現地で缶詰にしたものを使用しています。イカスミ、カレー味などお好みで。渋谷区 東1-3-1 ショッピングプラザカミニート1F ☎03-3407ー9482  水曜休み

 

今度は、一気に葛飾まで飛んで鍋料理を食べて見てはどうでしょうか?それも地元では半世紀も愛されて来たちゃんこ鍋の老舗店です。鶏ガラと豚骨でスープをとった薄味の水炊き風です。具材は、豚もも肉の薄切り、鶏団子、銀ダラ、白菜、キャベツ、ニラ、もやし、シイタケ、豆腐と盛りだくさんを醤油と酢に昆布だしを加えたまろやかな特製ポン酢でいただきます。しめは雑炊か特注の中華麺、きしめんでスープをどうぞ。

葛飾区立石3の30の16  七ツ海   ☎03-3695ー0399

 

 荒川区へと回り、明治初期創業の老舗そば屋でうまいそばでも食べましょう。JR日暮里駅から徒歩1分の近い場所です。ここでのお薦めは、「青唐辛子の卵焼き」です。3個分の卵を溶きほぐし、香りづけにカツオだしを少々、卵の色を消さないように白醤油で味付けしてます。青唐辛子は、小辛・中辛・大辛からお好みで選べます。日本酒の味を引き立てる最高の一品でしょう。

荒川区西日暮里3の2の1   川むら   ☎03-3821ー0737

 

こちらは、「虎ノ門のこんぴら様」と呼ばれている自家製麺讃岐うどんの新橋店です。オーストラリア産と香川県産の小麦を融合させた讃岐プレミアムを使った麺は、やや太めながら歯ごたえある食感です。瀬戸内海産のイリコと北海道産利尻昆布の出汁が香り高く澄んだ味わいで、香川県産の老舗醤油が繊細に味を調えています。

港区新橋6の22の8 自家製麺讃岐うどんこんぴらさん新橋店  ☎03-6809ー1577

 

モンゴル出身の店主が営む羊肉料理の店です。新宿は神楽坂に構えた新しい店です。初めての人には串焼きがお薦めだそうで、ラムショルダーとスペアリブがいいそうです。ショルダーにはタマネギを混ぜコラーゲンを軟らかく、スペアリブにはヨーグルトを使ってたんぱく質を分解しています。ショルダーにはクミンや生ゴマをスペアリブにはバターと黒コショウで仕上げ、味が引き立って思わず「美味い!」と声が上がります。

新宿区矢来町82  草原の料理 スヨリト  ☎03-5579ー8812


  

 

あっちにこっちにと、いい処を回ろう

 

最初はここ杉並から、無農薬野菜がもりもり食べれる空腹と一杯飲みが楽しめる店です。店の名は「カフェイロ」といい、フィンランド語で幸せの意味だそうです。日替わりスープと総菜の盛り合わせ(ごはんかパン付き)イロプレートがいいでしょう。農家直送の無農薬野菜がもりもりです。スープは青菜と人参のポタージュです。

杉並区西荻北4の4の1キタヨシ102  カフェイロ  ☎03-6795ー5301

 

蕎麦好きには、学芸大学駅近くの「蕎麦やっ古」がいいでしょう。自家製粉、手打ち、十割そばが味わえます。勿論、酒飲みが喜ぶ日本酒も揃っていますよ。本日の盛り合わせは、豆腐田楽、筍のきんぴら、ピリ辛コンニャク、イクラ湯葉、自家製わさび漬けなどいろいろと豊富です。蕎麦は、もりつゆとごま汁の2種類が楽しめます。細めの新そばは、灰緑色に輝き、しなやかでつるりとした感触に香りも豊かです。

目黒区鷹番3の4の13笹崎ボクシングビル1階 蕎麦やっ古 ☎03-4291ー1012

 

こちらは豊島区の派手なビル5階にある居酒屋です。お薦めは、「美桜鶏(みおうどり)唐揚げ アールグレイ紅茶塩」といい、衣の食感、肉の旨味、紅茶塩の香りに一気にとりこにされます。すり潰した紅茶の葉に混ぜた塩が、日本酒やワインなどのお酒によく合います。勿論、唐揚げに降りかけて食べると相乗効果で最高の味になります。

豊島区南大塚3の45の7ザ・シティ大塚5階 居酒屋Hana   ☎090-4211ー5850

 

豊島区から足立区へと移動、北千住駅西口からすぐの飲み屋横丁へ行きます。ここの名物は「蒸しつくね」、大きなせいろで注文が入る度に蒸し上げて鶏のひき肉をベースに季節の食材が練り込まれています。生ビールと相性は抜群でしょう。他にも、「うなぎとクリームチーズ」「ミミガーとゴーヤ味噌」「タコとブラックオリーブ」「ラムとセロリ、レモングラス」「枝豆と五目ひじき」など多彩なおつまみが酒欲をそそります。

足立区千住1の32の6杉山ビル1階  酒呑倶楽部アタル ☎03-5284ー8667

 

元の杉並方面へと戻り、下北沢の居酒屋でゆっくりしましょう。ここでのお薦めは、変わった鶏料理の「薬酎鶏」という一品です。クミンやカルダモンといった6種のスパイスと焼酎、かつおだしや醤油などの調味料を合わせたマリネ液に鶏肉を1日以上漬けて、オーブンで焼いたものです。肉は国産の鶏を漬け込む前にさばいているため、皮はパリッと身はジューシーです。皿には、もも、胸、手羽などがどっさりと盛られていて、合わせる酒は、九州の本格焼酎ソーダ割りがいいとのことです。

世田谷区北沢2の11の15ミカン下北A街区205 下北六角 ☎03-6450ー9177

 

江東区から品川方面へ

 豊洲にある「ヴィ―ガンラーメン」は、動物性素材を一切使わない完全菜食主義者に評判の店です。その代表的なメニューが、「ヴィ―ガンラーメン醤油」です。透明感のある茶色のスープ、あっさりと思わせ以外にコクと味の余韻があるのに驚くでしょう。羅臼昆布と国産シイタケ、タマネギやセロリなどの野菜を半日かけて水出ししてます。麺は、北海道産小麦と宮崎産全粒粉をブレンドしたつるつる麺、出汁は島根産古式醤油と香味油により文句なしの旨味が口へ広がります。

江東区豊洲6の1の16 ヴィ―ガンラーメン ウズ トウキョウ ☎080ー2997ー2261

 

亀戸へと移動し、カレー好きには知られるカマルプール2号店へ、ここでの評判は「ゴルゴンゾーラクルチャ」という料理です。ゴルゴンゾーラの塩気とハチミツの甘味が絶妙な味わいです。強力粉、油、塩と水をこねて発酵させた生地で包んだもの、ちなみにクルチャとはナンと同じ生地に食材を包んで焼いたインドのパンのことだそうです。

江東区亀戸6の24の8ニューハウス亀戸101 タンドールバル ☎03ー3681ー9911

 

深川門前仲町にオープンしたカウンター席のみの空間、発酵食品による小料理と話題のクラフトジンを提供しています。目を引くのが「遊牧民の納豆春巻き」、見た目はシンプルながら具はラムのミンチと納豆で、クミンを使いスパイシーに仕上げています。定番酒の「コモン ジン」のソーダ割りは云うこと無しの切れ味でスッキリと飲めます。

江東区深川1の8の12 パーソナルハイツ門前仲町1階 かまびす ☎070ー8957ー5794

 

品川区の戸越銀座にある炭火焼きの店へと、食欲を満たすには持って来いの料理が揃っています。備長炭の炭火で肉、魚、旬の野菜、キノコを焼き上げた料理です。野菜の種類は20種類もあり、看板メニューは野菜の盛り合わせです。アスパラガス、オクラ、レンコン、ナス、サツマイモ、ピーマンなどじっくり焼いていて食感も楽しめる味です。味噌、マヨネーズ、塩、和風だしでお好みでビールが進みます。

品川区平塚1の8の3 富士ビル201  えんせきや  ☎03ー6426ー8165

 

こちらは、五反田にオープンした餃子専門店、店名の「よしこ」とは大阪出身の創業者の母親名だそうで、子どもの頃食べた母親が作ってくれた家庭の味を再現しているそうです。極薄の皮で白菜、キャベツ中心のあんを包み、カリッと焼き上げていて噛むと野菜の優しい甘さがじわっと広がる旨さ、いくらでも食べられそうな軽い食感、秘伝のタレはユズが効いた爽やかな醤油ベースです。勿論、生餃子、焼き餃子ともテイクアウトも出来ますので家庭で美味しさを楽しめます。

品川区西五反田1の2の6 大阪餃子専門店よしこ 五反田本店 ☎03ー6303ー9245 

浅草方面を歩いて見ます

ラム肉は、欧米では最高級とされている肉類のひとつですが、その肉を提供する店が上野にあります。この店の名物は、「骨付きラムチョップ」で、手づかみでかぶりつく気楽な食べ方ができる店です。醤油ベースの秘伝だれに漬け込んだラムチョップを炭火で1本ずつ焼き上げます。適度に脂が落ちて、軟らかく噛み切れるくせのないものです。

台東区上野2丁目9の5   下町バル ながおか屋   ☎03ー5818ー6688

 

こちらは、カレー好きが集う話題のスパイス料理専門店です。「ドライ鯖キーマ」は、そんな思いが伝わる一品です。カレーはターメリック、クミン、カルダモンなどのスパイスのほか、フェンネル花椒でより複雑なフレーバーを演出しています。具のサバは、国産の水煮をほぐしたもので、隠し味に味噌、自家製のつゆの素を加えています。

台東区浅草5の23の7   スパイススペース ウガヤ本店   ☎03ー4400ー1682

 

浅草寺を抜けて言問通りを渡った先の一角にあるオープン間もない店です。店主は食通には名だたる有名店でフランス料理を修行した人物です。フランスの家庭料理「ウフマヨ」は、ゆで卵にマヨネーズをかけただけだがワインのつまみには最高の味だ。アンチョビマスタード、油、卵で作ったマヨネーズはたっぷりかけても流れ落ちません。

台東区浅草3の23の3   ペタンク   ☎03ー6886ー9488

 

浅草は雷門のそばにありながら、魚介の旨味を提供する店です。ここの名物は、「ブイヤベース」、魚介、サフラン、香味野菜を煮込んだフランス・プロバンス地方の漁師料理です。新鮮な魚介は骨もアラもすべて食べられます。スープにはタイやスズキなどの季節の魚を丸ごと使い、オマールエビワタリガニなどの甲殻類とともに長時間煮込みます。具はエビ、イカ、メダイ、二枚貝のホンビノスが美味しさを引き立てます。

台東区雷門2の9の2   レーテ   ☎03ー5246ー4658

 

より新鮮な魚介料理を食べようと、江戸川区まで足を伸ばしました。ここの特別料理は、漁師のプリンと呼ばれる「銚子名物 伊達巻」です。特徴的なのが、その素材です。砂糖などの調味料を煮てアメ状にした蜜だれとだしを卵に加えるだけですが、しっとりとしたプリンのようにするためにじっくり焼きます。滑らかな食感とともに上品な甘味が口に広がり、酒の味わいも一段と進むでしょう。

江戸川区平井3の24の19   きんめ家   ☎03ー5626ー3210

今日は、渋谷界隈を歩いて見ます

中華料理を食べたい人にお薦めしたい店がここです。この店の人気メニューは四川料理ですが、その一つが「ジュユインフェンジオンジー」という四川料理です。いり米にスパイスを混ぜ、炒って半つきにして鶏肉をまぶして軟らかくしたもの、昼のランチコースでも食べられるそうです。現地では、豆板醤などが入った辛いものが主流だそうです。

渋谷区上原1の17の14 LAビル1階  竹韻飄香  ☎03ー6407ー0773

 

四川料理の店をもう一軒ご紹介します。ここのお薦めは、コース料理の一品で、「松雲」という伝統料理で「豚レバーとナマコの煮込み」を進化させたもの、鶏のムースと白レバーを皮付き豚すね肉で巻き、ナマコの煮込みを添えて豚肉とムール貝でとったソースをかけたものです。繊細で重厚な旨味がじわっと押し寄せます。

渋谷区広尾5の19の1 HIROO VILLAGE1階ー2 飄 香   ☎050ー3145ー6641

 

日本では、やや馴染みがないかも知れませんが、羊料理の店を紹介します。ビールやワインとよく合いますので一緒にどうぞ。北海道の専門店と手を組み、生ハムやミートパイ、串焼きやパスタなどが揃っています。羊のハンバーグ「ランバーグ」は、仔羊の肉と塩、香辛料だけという素朴ながら、臭みはなく羊の甘い香りが粗びき肉で存分に味わえます。付き合わせに、クラフトビールの豪州「マウンテンゴート・ビア」をどうぞ。

渋谷区恵比寿1の21の18 ライツ恵比寿1階  ホップス125  ☎03ー3447ー1496

 

やはり、和食が食べたいという方向けにはここでしょう。代々木八幡駅から徒歩ですぐ近く、冷酒のお供もできる店です。「穂の間のおばんざい盛り」は、丸い大きな皿の上に、小さな器が七つ、7種類の料理が盛られています。健康を考えられている食材は、豆、ゴマ、ワカメ、野菜、魚、シイタケ、芋という内容で作られたものです。

渋谷区富ヶ谷1の53の2 辰美ビル   日々ごはん 穂の間  ☎03ー6804ー8571

 

もっと飲みたい人向きには、渋谷駅にほど近い立ち飲み屋に寄ってもらいましょう。食べ物も豊富に揃っていて、飲む、食うに大満足の店でしょう。お薦めは「ハムキャ別」だそうです。千切りキャベツの山を薄切りのショルダーハムで包んで食べるもの、みずみずしいキャベツの食感とハムの燻製の香り、マヨネーズの酸味が一体となり、酒の旨さも進むそうです。酒の種類は、何でもありだそうなので心配いりません。

渋谷区桜丘町16の10 年中無休・日祝日8時迄 立呑富士屋本店 ☎03ー6455ー2473


  
    

 

下町を散歩して見ます

こちらは、押上にある日本酒バー「庵甫・あんぽ」といいます。カウンターに酒燗器が常設してあり、お客は自由に温めて飲むことが出来ます。つまみの種類は、あまりありませんがお薦めは「ミートソースビーンズ」です。タマネギと合いびき肉の抜群、酒は栃木の銘酒「仙禽オーガニックナチュール」がフルーティで旨いですよ。

墨田区押上1の19の6  庵甫・あんぽ  ☎03ー6657ー3907

 

錦糸町の「ハンバーグレストラン チャミ」へ行って腹ごしらえしましょう。1番人気は「モッツアレラチーズ」です。チーズがとろりとかかったハンバーグ、ナイフを入れると中にもモッツアレラがたっぷり、ミルキーな味と濃厚なソース、ジューシーな肉汁が口の中で大合唱しているようです。肉ダネは岩手県の銘柄豚「岩中豚」です。

墨田区太平4の6の17   ハンバーグレストラン チャミ  ☎03ー6658ー8996

 

こちらは曳舟駅から近い日替わり定食中心の「二階の食堂デリカフェ」という店です。メニューは、定食のほか、ひじきの煮物、きんぴら、唐揚げ、ハンバーグなども並び無添加の安心できる食事が楽しめます。テイクアウトも出来ますので、近所では頼りになる存在です。ごはんは白米か玄米を、副菜は4種類から選べ、そこには愛があります。

墨田区東向島2の29の1   二階の食堂デリカフェ   ☎03ー6657ー1668

 

こちらはラーメン好きにはこたえられない「政好」という押上の店です。何しろ具が良く、スープもあっさりした醤油味で、深い余韻のある味が楽しめます。豚肩ロースを煮込んだチャーシューと食感のいいメンマ、スープはガラだけでも鶏や豚、カモなど5種類も使用しています。麺は浅草の「来集軒」の極細縮れ麺で、スープがよく絡み、思わず丼が空になるまで麺と一緒に飲み干しますよ。

墨田区押上1の16の7   政好・まさよし   ☎03ー3622ー7547

 

 麺でも、こちらは夏が中心の錦糸町にある「特撰ひやむぎ きわだち」という店です。自家製生麺の冷や麦専門店です。店の自慢は、「合盛り」といい、うどんとソバのいいとこ取りです。群馬県産と香川県産の小麦粉を独自に配合していて、付けツユの出汁はカツオ節や昆布のほか、干しシイタケ、スルメイカなども使用しています。一度食べれば、夏冬関係なく病みつきになるでしょう。

墨田区太平1の22の1ソラナ錦糸町102 特撰ひやむぎ きわだち ☎070ー8385ー6913