食道楽は楽しいな

全国を旅して、そこの見所や美味しい食べ物を紹介します。散歩をして、見聞を広め

今日は、浅草を回ります

浅草橋から回りましょう。

もつ焼き専門店「西口やきとん」です。豚の軟骨を圧力鍋でほろりと煮崩れするまで煮込み、醤油ベースのタレで味付けしたものです。これは、ビールよりチューハイが合いそうですね。串ものでも1本100円、小皿料理はその倍程度で生ビールは300円と大人気の訳ですよ。台東区浅草橋4の10の2   ☎03-3864ー4869

今度は、蔵前に移動して濃厚なだし汁が魅力の土瓶蒸しを食べて見ましょう。季節の食材を使った土瓶蒸しは評判です。店の名は「三代目 魚熊」です。フグの切り身(仕入れによってはハモ、エビ、マツタケ、シイタケ、しめじなど)食材は豊富です。スダチを搾るとまた行けますよ。焼酎のお湯割りなどでどうですか。台東区蔵前3の20の5  ☎03-3851ー5914

根岸へと回り、貝料理を食べて見ませんか?ビタミン、良質なたんぱく質も豊富な食材です。貝ばかり15種類以上を取り揃えている専門店です。ここでは、やはり日本酒が合いそうですね。「焼き貝 うぐいす」といえば、お酒の友の「おまかせつまみ3品」が有名、日替わり素材に一手間加えた珍味が楽しみです。台東区根岸1の3の21    ☎03-5603ー8183

 

お隣の谷中へ、谷中霊園の並木道を抜けると「筆や」の店の赤い扉が見えます。この店名は、店主が筆を作る職人だったことから付けたそうです。もはや創業25年以上の老舗、人気を誇るのは「特製ビーフシチュー」です。仕込みは、15キロもの仙台牛の下処理から脂を除去して肉をオーブンでじっくり焼き、赤ワインや香味野菜とともに2時間以上煮込みます。旨い訳です。台東区谷中7の4の1   ☎03-3827ー1144

 

最後は老舗すき焼き店で、コロナ禍で一時閉店した店が再オープンという喜びのニュースです。「ちんや」の創業は1880年明治13年)という文明開化の味をお届けした老舗、この店名は、江戸時代に諸大名に狆などの愛玩動物を納めて獣医もしていたことからだそうです。贅沢なコース料理が最上ランクで味わえます。千住ネギを香ばしく焼いて、肉に火を通し、関東一甘いともいう伝統の割り下を入れた上品な甘さが満足感を誘います。台東区花川戸2の16の1   ☎03-3841ー0010